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■ゲーテの世界観
シュタイナー著/森章吾訳
Copyright 2023/A5判並製 216p/
ISBN978-4-7565-0157-8/
定価(2,500円+税)
【内容】
ゲーテに始まりゲーテを超えたシュタイナーによる認識論の総集編。
網羅的な自由の哲学に対し、認識論の中心的問題点をシュタイナー自身が簡潔に解説している。
後半では植物論、色彩論でゲーテの業績の意味が明確になる。
【出版社から】
本書ではUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)を使っています。
UDフォントとは、多くの人に分かりやすく、読みやすいように工夫されたフォントになります。
高齢化にともなって、細かな文字や小さい文字が読みにくいといった人が増えていることや、社会全体がより多くの人にとって暮らしやすいユニバーサルな社会を目ざしていることから、UDフォントの重要性は高まっています。
ただし、「文字の美しさ」という点と「視覚的に読みやすい」点で、どちらに重点を置くかで悩みました。
そして訳者と相談して、この本ではUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)を使ってみることにしました。
改善や工夫の余地はまだまだあると感じていますが、まずはチェレンジ!!をしてみた次第です。
【プロフィール】
森 章吾
1953年:東京生まれ
1978年:東京大学農学部農業生物学科卒業
1978年より:千葉県立高校、生物科教諭(7年間)
1989年:シュツットガルト、シュタイナー教育教員養成・高学年教員クラス修了
1992年:ドルナッハ、自然科学研究コース修了
2006年より:京田辺シュタイナー学校で自然科学エポック講師
2011年より: 藤野シュタイナー学園高等部で数学エポック講師
2013年より: 北海道いずみの学校高等部で自然科学エポック講師
訳書:『フォルメン線描』(筑摩書房)、『シュタイナー学校の数学読本』(ちくま文庫)
『シュタイナー学校の算数の時間』(水声社)、『遊びとファンタジー』(水声社)、『子供の叱り方』(水声社)、『音楽による人間形成』(風濤社)
論文:『クモの考察』、『理念としての原植物』、『モルフォロギーの展開…魚類の考察』、『ゲーテ形態学の方法が示す龍安寺石庭の意味』(すべてゲーテ自然科学の集いの論文誌『モルフォロギア』)
ゲーテ・シュタイナー的自然科学の分野では、日本国内で指導的立場にあり、シュタイナー教育の理科分野でも中心的役割を果たしている。また、日本アントロポゾフィー医学のための医師会とも協力関係にある。
【目次】
新版へのまえがき
初版へのまえがき
序論
西洋の思想発展の中でのゲーテの位置づけ
ゲーテとシラー
プラトン的世界観
プラトン的世界観のその後
ゲーテとプラトン的世界洞察
人格と世界観
世界諸現象のメタモルフォーゼ
自然観及び生物の発達観
メタモルフォーゼ論
色彩世界の考察
色彩世界の諸現象
大地の発展史と大気現象についての考え
大地の発展史についての考え
大気の現象についての考察
ゲーテとヘーゲル
1918年新版へのあとがき
補足的な注
訳者あとがき