特にシラーに関連させて同時にキュルシュナードイツ国民文学中のゲーテ自然科学論集別巻として

ルドルフ・シュタイナー(著) 森 章吾(訳)

2,500円 (税別)
240ページ
四六判上製
2016年8月発売
ISBN : 978-4-7565-0132-5

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内容

ルドルフ・シュタイナーが人類の未来を憂い、
ゲーテとの出会いから24歳で哲学としてまとめ、
生涯の霊学的研究の基盤とし、
芸術、教育、農業、医学、社会学、宗教、
治療教育を土壌として生み出し、
21世紀の人類が必要とする認識論
「翻訳者・30年間の取り組みからの新訳」

出版社から

翻訳者30年間の取り組みからの新訳!!
ゲーテの植物的認識の探究という特徴は、植物を生命的なものとして内側からとらえ、完結したものとしてではなく、成長するものとして把握しようとしたということです。
後半の解説は、図版も多く、本文の理解を深める助けになるでしょう。
ゲーテ的色彩論やシュタイナーに興味のある方だけでなく、広く皆様に読んでほしい書籍です。

目次

新版の序
初版の序
A 予備的な考察
 出発点
 シラーの方法によるゲーテの学問
 私たちの学問の課題
B 経験
 経験という概念の確定
 経験の内容についてのコメント
 経験全体についての誤った見解の是正
 読者一人ひとりの経験への訴え
C 思考
 経験でありながらより高次の経験である思考
 思考と意識
 思考の内的本性
D 学問
 思考と知覚
 悟性と理性
 認識
 事物の基盤と認識
E 自然認識
 無機的自然
 有機的自然
F 精神科学
 序……精神と自然
 心理学的認識
 人間の自由
 楽観論と悲観論
G 結論
 認識と芸術的創造