ルドルフ・シュタイナー(著)
高橋 巖(訳) 横尾 忠則(造本)

3,900円 (税別)
320ページ
A5判上製函入
1987年12月発売
ISBN : 978-4-7565-0033-5

内容

究極の自由はどこに見いだされ得るのか。思考の働きは人間になにをもたらすのか。
機械論的自由と唯物論の行き着く先と、その危険・破滅を力強く示唆して、シュタイナー全業績の礎をなす認識論哲学の全貌

目次

1918年の新版のためのまえがき
初版の第一章=あらゆる知識の目標
第一部 自由の科学
第1章=人間の意識的行為
第2章=学問への根本衝動
第3章=世界認識に仕える思考
第4章=知覚内容としての世界
第5章=世界の認識
第6章=人間の個体性
第7章=認識に限界はあるのか
第二部 自由の現実
第8章=人生の諸要因
第9章=自由の理念
第10章=自由の哲学と一元論
第11章=世界目的と生活目的−人間の使命
第12章=道徳的想像力−ダーウィン主義と道徳
第13章=人生の価値−楽観主義と悲観主義
第14章=個と類
第三部 究極の問いかけ
第15章=一元論の帰結
付録
訳者あとがき