
寺石 悦章(著)
2,500円 (税別)
248ページ
A5判
2026年2月発売
ISBN : 978-4-7565-0165-3
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内容
教育と社会は、ひとつの思想だった。100年前の思想が、いまを照らす。
シュタイナーは「シュタイナー教育」で知られていますが、彼にとって教育は、社会のあり方と切り離せないものでした。第一次世界大戦後の混乱の中で、シュタイナーは「人間が自由に生きられる社会とは何か」を問い、その答えとして社会論を構想します。そして、その社会を支える人間を育てるものとして、教育が位置づけられていました。
本書は、教育論と社会論を並行して取り上げながら、その深い結びつきをやさしく解き明かします。
本書で扱われる思想は、100年以上前に語られたものですが、分断や不安が広がる現代社会においてこそ、その問いかけは新鮮に響きます。
教育とは何か、社会とは何か、そして私たちはどのように生きるのか――。専門知識がなくても読み進められる入門書として、シュタイナーの思想が持つ〈未来への視点〉を、現代の読者に手渡します。
出版社から
シュタイナーといえば「シュタイナー教育」を思い浮かべる人が多い一方で、その背景にある社会論はほとんど知られていません。本書は、教育と社会が本来ひとつの思想であったことを軸に、シュタイナーの考えをわかりやすく解説する入門書です。著者は長年、シュタイナーをまったく知らない学生に思想を伝えてきた実践者。その経験に裏打ちされた平易な語り口で、教育論と社会論の深い結びつきを丁寧に読み解きます。100年前の思想が、現代社会を考える確かな視点として立ち上がる一冊。専門知識がなくても安心して手に取れる内容です。
目次
はじめに
第1部 教育論
第1章 思考・感情・意志
人間観
現代の教育の問題点
思考・感情・意志
第2章 人間の構成要素と発達段階
体・魂・霊
四構成体
七年期
第3章 第一・七年期
乳児期と感覚
模倣
遊び
第4章 第二・七年期
シュタイナー学校
授業の特徴
特色ある授業
第5章 気質
基礎知識
・読書案内
第2部 社会論
第1章 社会有機体三分節化
三分節化の概要
三領域の管理機関と原則
対極性
三領域の相互関係
第2章 法生活
法生活の概要
国家
労働・商品・収入
第3章 精神生活
精神生活の概要
事例の考察
精神生活としての教育
第4章 経済生活
経済生活の概要
友愛
お金
第5章 戦争と社会主義
第一次世界大戦
戦争が起こりにくい社会
資本主義と社会主義
・読書案内
